专利摘要:
本開示は、メモリセルを動作させるための方法、デバイス、モジュール、およびシステムを含む。1つの方法の実施形態は、メモリセル(505)の制御ゲートおよびアナログ・デジタル変換器(ADC)(507)に、傾斜電圧(503)を印加するステップを含む。上述の方法の実施形態はまた、傾斜電圧によって、メモリセルが感知回路(511)をトリップさせる場合に、少なくとも部分的に応答して、ADC(515)出力を検出するステップを含む。
公开号:JP2011505649A
申请号:JP2010536916
申请日:2008-12-01
公开日:2011-02-24
发明作者:サリン,ヴィシャール;シェン ホーエイ,ジュン;ジュゼッペ マロッタ,ジュリオ;エフ. ルーフパーバー,フランキー
申请人:マイクロン テクノロジー, インク.;
IPC主号:G11C16-06
专利说明:

[0001] 本開示は、概して、半導体デバイスに関し、より具体的には、1つ以上の実施形態において、マルチレベルメモリセルの感知に関する。]
背景技術

[0002] メモリデバイスは、典型的には、コンピュータまたは他の電子機器において、内部の半導体集積回路として提供される。多くの異なる種類のメモリが存在し、その中には、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、動的ランダムアクセスメモリ(DRAM)、同期型動的ランダムアクセスメモリ(SDRAM)、およびフラッシュメモリが含まれる。]
[0003] フラッシュメモリデバイスは、広範囲の電子的応用のために、非揮発性メモリとして使用される。フラッシュメモリデバイスは、典型的には、高いメモリ密度、高信頼性、および低電力消費量を可能にする、1トランジスタメモリセルを使用する。]
[0004] フラッシュメモリの利用は、パーソナルコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、デジタルカメラ、および携帯電話のためのメモリを含む。基本入力/出力システム(BIOS)等の、プログラムコードおよびシステムデータは、典型的には、フラッシュメモリデバイスに格納される。この情報は、中でも、パーソナルコンピュータシステムで使用できる。]
[0005] 2種類のよく利用されるフラッシュメモリアレイアーキテクチャとして、「NAND」および「NOR」アーキテクチャがあり、それらは、それぞれのメモリセルの基本構成が配置される論理形態によって、そのように呼ばれる。]
[0006] NANDアレイアーキテクチャは、そのフローティングゲートメモリセルのアレイを、アレイの各フローティングゲートメモリセルのゲートが、行単位で、選択ラインへ連結されるような行列に配置する。しかしながら、各メモリセルは、そのドレインによって、列感知ラインに直接連結されるわけではない。代わりに、アレイのメモリセルは、ソースラインおよび列感知ラインの間で、ソースからドレインへ、直列に、共に連結される。]
[0007] NANDアレイアーキテクチャ内のメモリセルは、所望の状態にプログラム可能である。すなわち、電荷を、メモリセルのフローティングゲートに印加する、または、メモリセルのフローティングゲートから除去して、セルを多数の格納状態にすることができる。例えば、シングルレベルセル(SLC)は、2つの数状態、例えば、2進状態、例えば、1または0を表すことができる。フラッシュメモリセルはまた、2つより多い数状態、例えば、1111、0111、0011、1011、1001、0001、0101、1101、1100、0100、0000、1000、1010、0010、0110、および1110を格納することができる。こうしたセルは、多状態のメモリセル、複数桁のセル、またはマルチレベルセル(MLC)と称され得る。MLCは、各セルが、1桁より多い数、例えば、ビットを表すことができるため、メモリセル数を増加させずに、より高密度のメモリの製造を可能にすることができる。MLCは、1つよりも多いプログラムされた状態を有することができ、例えば、4桁を表すことができるセルは、16のプログラムされた状態を有することができる。いくつかのMLCの場合、16のプログラムされた状態のうちの1つを、消去された状態にすることができる。こうしたMLCの場合、最も低いプログラム状態は、消去された状態よりも上位にプログラムされない、つまり、セルが最も低い状態にプログラムされている場合、プログラミング動作時にセルに印加された電荷を有するのではなく、消去された状態を維持する。他の15の状態は、「消去されていない」状態と称することができる。]
[0008] 読み出し動作およびプログラム検証動作等の感知動作は、選択されたメモリセルの制御ゲートへの電位の印加、および、感知線電流に従って、セルが伝導するかどうかの判断を含むことができる。MLCの場合、こうした感知動作には、複数の電位の印加を必要とし得る。例えば、16の状態にプログラム可能なMLCは、セルの状態を感知するために、制御ゲートに、15の異なる電位の印加を必要とし得る。制御ゲートに印加された各電位は、ある期間、例えば、(その間に電流が流れるラインが安定する)10〜20マイクロ秒、印加される。15の感知電位の印加を必要とするセルの場合、結果は、300マイクロ秒の感知時間を含み得る。]
[0009] 個別の感知電圧ではなく、電圧傾斜(傾斜)の使用を用いる他の感知動作は、プロセスの循環および変化する温度と共に生じる可能性のある、傾斜レートの変動および傾斜値の偏向によって、誤った結果を生じさせる可能性がある。選択されたメモリセルの制御ゲートに電圧が印加されると、セルを伝導させるために一定期間が必要である。電圧傾斜があまりに急激に上昇する場合、選択されたセルは、電圧傾斜が、より高いプログラム状態に対応するより高いレベルに達する前に、感知増幅器をトリップするために十分な電荷を伝導させる時間がない場合がある。このような状況では、感知動作は、セルがより高い状態にプログラムされていると、誤って報告し得る。]
図面の簡単な説明

[0010] 本開示の1つ以上の実施形態で使用可能な、非揮発性メモリアレイの一部の概略図である。
本開示の1つ以上の実施形態に従う、感知回路の概略図である。
本開示の1つ以上の実施形態に従う、感知回路の概略図である。
本開示の1つ以上の実施形態に従う、感知回路の概略図である。
本開示の1つ以上の実施形態に従う、感知動作である。
本開示の1つ以上の実施形態に従う、セルを感知するための1つの方法を示す、フローチャートである。
本開示の1つ以上の実施形態に従う、セルを感知するための1つの方法を示すフローチャートである。
本開示の1つ以上の実施形態に従って動作する、少なくとも1つのメモリデバイスを有する電子メモリシステムの機能ブロック図である。
本開示の1つ以上の実施形態に従う、少なくとも1つのメモリデバイスを有するメモリモジュールの機能ブロック図である。]
[0011] 本開示の1つ以上の実施形態は、メモリセルを動作させるための方法、デバイス、およびシステムを提供する。1つの方法の実施形態は、メモリセルの制御ゲートおよびアナログ・デジタル変換器(ADC)への、傾斜電圧の印加を含む。1つの方法の上述の実施形態は、さらに、傾斜電圧により、メモリセルが感知回路をトリップさせる場合に、少なくとも部分的に応答する、ADCの出力の検出を含む。]
[0012] 以下の、本開示の発明を実施するための形態において、その一部をなし、かつ、本開示のいくつかの実施形態をどのように実施可能であるかを図示によって示す、添付の図面を参照する。これらの実施形態は、当業者によってこの開示の実施形態の実施が可能になるように、十分詳細に記載されており、また、他の実施形態も利用可能であること、ならびに、本開示の範囲から逸脱せずに、プロセス上の、電気的な、および/または構造上の変更を加えることができることが理解される。]
[0013] 図1は、非揮発性メモリアレイ100の一部の概略図である。図1の実施形態は、NANDアーキテクチャの非揮発性メモリを示す。しかしながら、本明細書に記載される実施形態は、この実施例に制限されない。図1に示されるように、メモリアレイ100は、選択ライン105−1、...、105−N、および交差する感知ライン107−1、...、107−Mを含む。デジタル環境におけるアドレス指定を容易にするために、選択ライン105−1、...、105−Nの数、および感知ライン107−1、...、107−Mの数は、それぞれ、2の累乗であり、例えば、256の選択ライン×4,096の感知ラインとなる。] 図1
[0014] メモリアレイ100は、NANDストリング109−1、...、109−Mを含む。各NANDストリングは、非揮発性メモリセル111−1、...、111−Nを含み、これはそれぞれ、選択ライン105−1、...、105−Nおよびローカル感知ライン107−1、...、107−Mの交差点に位置している。各NANDストリング109−1、...、109−Mの非揮発性メモリセル111−1、...、111−Nは、ソース選択ゲート(SGS)、例えば、電界効果トランジスタ(FET)113、およびドレイン選択ゲート(SGD)、例えば、FET119の間で、ソースからドレインへ、直列に接続されている。ソース選択ゲート113は、ローカル感知ライン107−1およびソース選択ライン117の交差点に位置しており、一方で、ドレイン選択ゲート119は、ローカル感知ライン107−1およびドレイン選択ライン115の交差点に位置している。]
[0015] 図1に示される実施形態に示されるように、ソース選択ゲート113のソースは、共通のソースライン123に接続される。ソース選択ゲート113のドレインは、対応するNANDストリング109−1のメモリセル111−1のソースに接続される。ドレイン選択ゲート119のドレインは、ドレインコンタクト121−1において、対応するNANDストリング109−1のためのローカル感知ライン107−1に接続される。ドレイン選択ゲート119のソースは、最後のメモリセル111−Nのドレイン、例えば、対応するNANDストリング109−1のフローティングゲートトランジスタに接続される。] 図1
[0016] いくつかの実施形態において、非揮発性メモリセル、111−1、...、1H−Nの構造は、ソース、ドレイン、フローティングゲートまたは他の電荷蓄積層、および制御ゲートを含む。非揮発性メモリセル、111−1、...、111−Nは、選択ライン、105−1、...、105−Nにそれぞれ連結される、その制御ゲートを有する。非揮発性メモリセル、111−1、...、111−Nの列は、所与のローカル感知ライン、例えば、107−1、...、107−Mにそれぞれ連結される、109−1、...、109−M等のNANDストリングを構成する。非揮発性メモリセルの行は、所与の選択ライン、例えば、105−1、...、105−Nに共通して連結される。NORアレイアーキテクチャは、メモリセルのストリングが、選択ゲートの間で並列に連結されること以外は、同様に配置される。]
[0017] 当業者が理解するように、選択された選択ライン、例えば、105−1、...、105−Nに連結されるセルのサブセットは、共に、グループとして、プログラムおよび/または感知できる。プログラミング動作、例えば、書き込み動作は、所望のプログラム状態に対応する所望のプログラム電圧レベルへ、選択されたセルの閾値電圧(Vt)を上昇させるために、選択された選択ラインへ、多数のプログラムパルス、例えば、16V〜20Vを印加することを含むことができる。]
[0018] 読み出しまたはプログラム検証動作等の感知動作は、選択されたセルの状態を判断するために、選択されたセルに連結される感知ラインの電圧および/または電流の変化を感知することを含むことができる。感知動作は、選択されたメモリセルに関連付けられたソースライン、例えばソースライン123のためのバイアス電圧を超える電圧で、選択されたメモリセルに関連付けられた感知ライン、例えば感知ライン107−1にバイアスをかけることを含むことができる。]
[0019] 選択されたセルの状態の感知は、未選択のセルの閾値電圧とは無関係に、伝導状態の未選択のセルを配置するために十分な電圧、例えば、4.5Vで、ストリングの未選択のセル「Vpass」にバイアスをかけながら、感知電圧傾斜、例えば、−2V〜+3Vを、選択された選択ラインへ印加することを含むことができる。代替として、選択されたセルの状態の感知は、選択された選択ライン、さらには、選択されたセルの制御ゲートへ個別の感知電圧、例えば−.05V、0.5V、および2Vを印加することを含み得る。読み出しおよび/または検証されている選択セルに対応する感知ラインは、選択ラインに印加された特定の感知電圧に応答して、選択セルが伝導するかどうかを判断するために、感知できる。例えば、選択セルの状態は、感知ライン電流が、特定の状態に関連付けられた特定の参照電流に達する選択ラインの電圧によって、判断できる。]
[0020] 当業者が理解するように、NANDストリングにおいて選択されたメモリセル上で実行される感知動作では、ストリングの未選択のメモリセルは、伝導状態になるようにバイアスがかけられる。こうした感知動作において、選択されたセル内に格納されるデータは、ストリングに対応するビットライン上で感知された電流および/または電圧に基づくことができる。例えば、選択されたセル内に格納されるデータは、ビットライン電流が特定の量、変化するか、または所与の期間で特定のレベルに達するかどうかに基づくことができる。]
[0021] 選択されたセルが伝導状態である場合、電流は、ストリングの一方の端のソースラインコンタクト、およびストリングの他方の端の感知ラインコンタクトの間を流れる。このため、選択されたセルの感知に関連付けられた電流は、ストリング内の他のセルのそれぞれ、セルスタック、および選択トランジスタ間の拡散された領域を通過して、流れる。傾斜する場合、例えば、上昇する場合、選択ラインに印加された電圧は、選択されたセルを伝導させ、感知回路、例えば、セルに関連付けられた増幅器をトリップすることができ、以下に記載されるように、さらなる動作の実行が可能となる。]
[0022] 図2Aおよび図2Bは、本開示の1つ以上の実施形態に従う、感知回路の概略図を示す。図2Aおよび図2Bに示す概略図は、アナログ・デジタル変換器(ADC)260、行復号器272−Rを介して多数の参照セル、および行復号器272−Mを介して多数のメモリセルへ出力する、電圧傾斜257を生成するための電圧傾斜生成器251を含む。本明細書で用いられる、「セル」(1つまたは複数)は、概して、参照またはメモリセルのいずれかを指す。] 図2A 図2B
[0023] 電圧傾斜生成器251は、スタート電圧(Vstart)からストップ電圧(Vstop)への線形勾配に従って、Trの期間、電圧257を上昇させることができる。スタートおよびストップ電圧は、所与のアレイ内のセルをプログラム可能な閾値電圧範囲、例えば、−2V〜+3Vを含むように選択できる。このようにして、電圧257は、単一の入力で、選択されたセルの任意のプログラム状態の感知機能を提供できる。傾斜期間は、閾値電圧(Vt)の正確な検出と、効率的な感知速度のバランスを取るように選択できる。1つ以上の実施形態では、Trは、20マイクロ秒未満にできる。メモリセルの動作における電圧傾斜の使用のさらなる説明は、2007年7月19日出願の、少なくとも1人の共通の発明者、Vishal Sarinを含む、本発明の譲受人に譲渡された、米国特許出願第11/879,907号、弁理士整理番号400.518US01(2007−0022.00/US)、名称「Analog Sensing of Memory Cells in a Solid State Menory Device」に記載されている。傾斜電圧257の期間のさらなる説明は、以下の図3に関して、記載される。] 図3
[0024] 読者が理解するように、感知ライン207−Rは、任意の数の参照セルに連結することができ、感知ライン207−Mは、任意の数のメモリセルに連結することができる。図2Aおよび図2Bに記載される実施形態において、32の参照セルが、ソース選択ゲート211−SGS−Rおよびドレイン選択ゲート211−SGD−Rの間の感知ライン207−Rに連結され、一方で、32のメモリセルが、ソース選択ゲート211−SGS−Rおよびドレイン選択ゲート211−SGD−Rの間の感知ライン207−Rに連結される。図2Aに図示される実施形態はさらに、電圧「Vソース」が印加できる、共通のソースライン223−Rに連結されるソースを有するソース選択ゲート211−SGS−Rを含む。同様に、図2Bは、共通のソースライン223−Mに連結されるソースを有するソース選択ゲート211−SGD−Mを含む。ソースライン223−Rおよび223−Mは、アレイ内の他の感知ライン、例えば、さらに、列復号器270−Rまたは270−Mに連結し得る、他の感知ラインに連結できるため、共通のソースラインと称することができる。当業者が理解するように、同じアレイ内に配置される参照セルおよびメモリセルのストリングを含む実施形態では、それらは、ソースライン223−R等の、1つの共通のソースラインを共有することができる。] 図2A 図2B
[0025] 図2Aおよび図2Bに示される実施形態において、多数の参照セル、例えば、211−0−R、...、211−15−R、...、211−31−Rは、メモリセル、例えば、211−0−M、...、211−15−M、...、211−31−Mがプログラム可能な多数の状態のそれぞれにプログラムできる。いくつかの実施形態において、各参照セルストリングの参照セルを、同じ状態にプログラムできる。こうした実施形態は、各プログラム可能な状態に対して、少なくとも一つの参照セルストリングを含むことができる。いくつかの実施形態において、各状態にプログラムされた参照セルは、メモリセルアレイの全体でインターリーブできる。例えば、個々の参照セルを、異なるメモリセルストリングに配置できる。いくつかの実施形態において、参照セルは、メモリセルアレイに配置できる。例えば、それらは、参照セル専用の感知ラインに連結でき、また、メモリセルおよび参照セルの両方専用の選択ラインに連結できる。いくつかの実施形態において、参照セルは、個別の参照ストリングにおいて、またはメモリセルのストリングに配置される個々の参照セルとして、メモリセルアレイの全体でインターリーブできる。メモリセルアレイでインターリーブされる参照セルは、2007年5月2日出願の、少なくとも1人の共通の発明者を含む、同時係属中の、本発明の譲受人に譲渡された、米国特許出願第11/799,658号、名称「Non−Volatile Multilevel Memory Cells with Data Read of Reference Cells」に、より詳細に記載されている。図2A、図2B、および図3に関連して用いられる「ストリング」は、感知ライン、例えば、207−Rに連結される多数のセルを意味する。セルのストリングは、感知ライン、例えば、NANDフラッシュアレイ内等のビットライン上で、直列で連結される多数の非揮発性セルを含むことができる。] 図2A 図2B 図3
[0026] 列復号器(「Col Decoder」)270−Rおよび270−Mは、それぞれ、多数の感知ライン、例えば、ビットライン(「BL」)に接続される。BLに含まれるのは、参照セル、例えば、メモリセル、例えば211−15−Mのための211−15−Rおよび207−M、のための感知ライン207−Rである。要素299−Rおよび299−Mは、複数の感知ライン以外に、参照セルのアレイは、複数の列復号器および感知増幅器を含むことができることを示す。説明を容易にするために、それぞれの1組のみを、図2Aおよび図2Bに示す。要素299−Rおよび299−Mはさらに、所与のメモリデバイスに対して、参照セルおよびメモリセルの両方の複数のストリングがあり得ることを示す。説明を容易にするために、それぞれの1つのストリングを、図2Aおよび図2Bに示す。] 図2A 図2B
[0027] 選択ライン、例えば、ワードラインの、電圧傾斜生成器251は、選択ライン、例えば、WL15、したがって、選択されたセルの制御ゲート、例えば、211−15−Mに、電圧傾斜257を印加することができる。この実施形態に従うと、セルの状態、例えば、「Vtセル」を、列復号器、例えば270−Mを介して、感知増幅器、例えば268−Mを使用して、感知ライン、例えば207−M内の電流「B/L電流」および/または電圧「Vout」の変化を検出することによって、感知可能である。電圧傾斜生成器251は、印加された電圧が選択されたセルのVtに達する段階(その段階で、セルが伝導する、例えば、伝導状態にされる)まで、電圧257を傾斜させる働きをすることができる。選択されたセルが伝導状態である場合、電流は、ソースライン(例えば、273−M)と、感知ライン(例えば、207−M)の間を流れる。このため、選択されたセルの読み出しに関連付けられた電流は、ストリング内の他のセル、セルスタック間の拡散した領域、および選択トランジスタのそれぞれを通って運ばれる。この電流は、感知増幅器、例えば、268−Mをトリップできる。]
[0028] 図2Aおよび図2Bに示される実施形態でさらに示されるように、非選択セル、例えば、211−0−Rおよび211−0−Mに対する、選択ライン、例えば、WL0およびWL31は、伝導状態になるように、感知動作中にパス電圧(Vpass)が印加される。この実施形態では、選択ゲートソース(SGS)211−SGS−Mおよび選択ゲートドレイン(SGD)211−SGD−Mは、VsgsおよびVsgdで、それぞれ、バイアスがかけられる。] 図2A 図2B
[0029] 図2Aの実施形態において、参照感知増幅器268−Rがトリップすると、参照セルが、電圧傾斜生成器からの入力に対して、伝導することにより応答したことを、参照論理262に示すことができる。参照論理262は、両方の感知増幅器、例えば、268−R、およびADC260からの入力を受け入れることができる。参照論理は、多数の参照セルのうちの特定の割合(%)が、伝導によって応答する場合、ADC260の出力を調整するように動作することができる。参照論理262は、特定の状態に対する特定のデータ値を反映するために、ADC260出力を調整できる。参照論理、例えば、参照セルに基づく変換論理は、メモリセルデータを検出し、系統的な障害および他の感知エラーを誘発するメカニズムを補完することができる。] 図2A
[0030] 読者が理解するように、プログラムアルゴリズムは、セルがプログラムされた電圧レベルの変動を含んでもよい。セルは、典型的には、特定の範囲内でプログラムされる。特定の状態にプログラムされた多数のセルの間の特定の状態のプログラミング値の範囲は、読み出しにおける不正確さを生じる可能性がある。さらに、他の要因が、プログラミングおよび感知の不正確さの原因となる可能性がある。例えば、中でも、時間、温度の変動、プログラムおよび消去のサイクル、および静電結合は、所与のセルに格納された電荷の量の変化の原因となる可能性がある。]
[0031] 例えば、特定の状態は、+0.5Vの電圧に関連し得る。多数の参照セル、例えば、100は、その特定の状態にプログラムされ得る。参照セル、例えば、211−15−Rは、メモリセル、例えば、211−15−Mと同じプログラミング動作時にプログラムできる。上記のプログラミングおよび感知の不正確さを考慮するために、特定の状態にプログラムされた参照セルの割合(%)、例えば、90%は、特定の状態での正確な感知を確立するために十分であると考えることができる。100の参照セルに印加された電圧の傾斜が上昇すると、より多くの参照セルが伝導し得る。例えば、100の参照セルのうちの90が、例えば、+0.45Vで伝導する場合、参照論理262は、特定の状態に関連付けられたデータ値を反映するために、ADC260の出力を調整できる。すなわち、ADC260は、電圧傾斜生成器251からの、+0.45Vの入力に対して、調整なしでは、+0.5Vに関連付けられた特定の状態の所望のデータ値と矛盾するデータ値を出力する可能性がある。参照論理262は、+0.45Vの電圧入力に対して、+0.5Vに関連付けられたデータ値を出力するように、ADC260の出力を調整することができる。参照論理262によって調整された、ADC260の出力は、データラッチ、例えば、266への入力にすることができる。]
[0032] 図2Bの実施形態において、データラッチ266は、調整されたADC260出力を受け取る。この時点で、選択されたメモリセル211−15−Mが感知増幅器268−Mをトリップする場合、例えば、選択されたメモリセル211−15−Mが感知ポイントに達し、特定の割合(%)の参照セルを伝導させた電圧傾斜生成器251からの入力に対して伝導する場合、ADC260の調整された出力が、選択されたメモリセル211−15−Mのデータとしてラッチされる。ここで、メモリセル211−15−Mに実際に蓄積された電荷に関連付けられたアナログまたはデジタル値をラッチするのではなく、ADC260の調整された出力が、データとしてラッチされる。ADC260からのラッチされた値は、マルチプレクサ「Mux」264へ出力することができ、これは、図2Bに示される、種々の入出力回路「IO」と共に双方向通信することができる。さらに、マルチプレクサ264は、要素299−Mによって示される、複数のデータラッチおよび関連付けられた回路およびメモリセルと通信できる。] 図2B
[0033] 当業者が理解するように、図2Aおよび図2Bの実施形態は、1つのADC260が、メモリセル、例えば、プログラミング動作毎にプログラムされた多数のメモリセルという、1ページの、全てのデータラッチ266の入力を提供できるように、実施できる。同様に、参照セル、例えば、211−15−R、およびメモリセル、例えば、211−15−Mは、同じプログラミング動作中にプログラムできる。さらに、ADC260の使用は、電圧傾斜生成器251からの電圧傾斜257の傾斜期間(Tr)の変動を自動的に補正することができる。] 図2A 図2B
[0034] 図3は、本開示の1つ以上の実施形態に従う、感知回路の概略図を示す。図3に示される略図は、アナログ・デジタル変換器(ADC)360、および行復号器372を介して多数のセルへ出力される電圧357を生成するための、電圧傾斜生成器351を含む。図3に示されるセルは、参照セル、例えば、図2Aの211−15−R、またはメモリセル、例えば、図2Bの211−15−Mのいずれにもできる。] 図2A 図2B 図3
[0035] 電圧傾斜生成器351は、ある期間Trにおいて、スタート電圧(Vstart)からストップ電圧(Vstop)へ、線形勾配で、電圧357を増加させる。1つ以上の実施形態では、線形勾配は、1つの線形勾配にすることができる。スタートおよびストップ電圧357は、所与のアレイ内のセルをプログラムできる閾値電圧範囲、例えば、−2V〜+3Vを含むように選択できる。このようにして、電圧357は、単一の入力で、選択されたセルの任意のプログラム状態の感知機能を提供できる。電圧357の傾斜期間は、閾値電圧(Vt)の正確な検出と、十分な感知速度のバランスを取るように選択できる。1つ以上の実施形態において、Trは、20マイクロ秒未満にすることができる。]
[0036] 感知動作を実行するために必要な時間を削減するために、例えば、Trを、比較的短い期間に設定することができる。しかしながら、Trを短い期間に設定しすぎると、感知エラーを引き起こす可能性がある。感知増幅器等の感知回路は、概して、セルが伝導するかどうかを検出するために、一定の期間が必要である。例えば、所与の入力に応答して、ライン負荷を可能にするために、一定の期間を必要とし得る。Trを短い期間にしすぎると、電圧357は、第1の状態にプログラムされたセルを伝導させ、感知回路に、セルは第1のレベルにプログラムされているということを示すだけの時間を与える前に、第2の状態に関連付けられた第2のレベルに達し得る。このため、第1のセルが伝導していることを感知回路が検出する際、より高い状態に関連付けられたより高い電圧レベルを、電圧357から不正確に読み出し得る。]
[0037] 傾斜電圧357によるセルの感知は、選択されたセル、例えば、311−15の制御ゲートへ、時間とともに線形に増加する電圧の印加を含むことができる。感知動作中、未選択のセル、例えば、311−SGS、311−0、311−31、および311−SGD等の感知ライン307に連結される未選択のセルを、自由に伝導するように、パス電圧、例えば、4.5Vでバイアスをかけることができる。電圧が上昇すると、ある時点において、選択されたセル311−15は、伝導を開始することができる。この時点は、セルがプログラムされたVtに対応するレベルまで電圧が上昇傾斜する場合に生じ得る。セルが伝導を開始すると、選択されたセル311−15に関連付けられた感知ライン307を通る電流は、変化することができる。]
[0038] 読者が理解するように、感知ライン307は、任意の数のセルに連結することができる。図3に図示される実施形態において、32のセルが、ソース選択ゲート311−SGSおよびドレイン選択ゲート311−SGDの間の感知ライン307に連結される。図3に示される実施形態はさらに、電圧「Vソース」が印加できる、共通のソースライン323に連結されるソースを有するソース選択ゲート311−SGSを含む。アレイ内の他の感知ライン、例えば、さらに、列復号器370−1に連結し得る他の感知ラインに連結可能であるため、ソースライン323は、共通のソースラインと称され得る。] 図3
[0039] 図3には、多数の感知ライン、例えば、ビットライン(「BL」)に接続される列復号器(「Col decoder」)370−1が含まれる。BLには感知ライン307が含まれ、これはさらに、選択されたセル311−15を含むセルのストリングに接続するように示される。読者が理解するように、四角399は、複数の感知ライン以外にも、セルアレイは、複数の列復号器、例えば、370−1、感知増幅器、例えば、368−1、比較器、例えば、374−1、およびデータラッチ、例えば、366−1を含むことができることを示す。説明を容易にするために、それぞれの1組のみを図3に示す。] 図3
[0040] 感知増幅器368−1をトリップするのに十分な電流が感知ライン307を流れる時、比較器374−1をトリガできる。比較器374−1は、変換器、例えば、電圧傾斜生成器351に接続されるADC360の出力を検出できる。比較器はさらに、データラッチ366−1に格納された情報の形態で入力を受信できる。データラッチ366−1に格納された情報は、選択されたセル311−15の所望のプログラム状態の値を含むことができる。ADC360およびデータラッチ366−1からの値は、選択されたセル311−15がその所望の状態にプログラムされているかどうか、例えば、ADC360およびデータラッチ366−1からの値が対応するかどうかを判断するために、比較器374−1によって使用できる。こうした感知動作は、プログラム検証動作と称することができ、これを、以下の図4に関連して、より詳細に説明する。] 図4
[0041] 比較器374−1によって実行される動作の結果を、当業者が理解するように、メモリデバイスが他の動作を実行できるようにするために、マルチプレクサ、例えば、Mux364を通じて、多数の入出力(「IO」)へ出力できる。さらに、当業者は、図3に示される概略図を、図2Aおよび図2Bに示される概略図と組み合わせて、1つのメモリデバイスが、両方の図に示される動作を実行するように機能させることができることを理解するであろう。こうした概略図は、プログラム検証動作中に使用可能な、参照論理のバイパス回路、図2A内の262を含むであろう。] 図2A 図2B 図3
[0042] 図4は、本開示の1つ以上の実施形態に従う、感知、例えば、プログラム検証の動作を示す。プログラム検証動作は、多数のプログラムパルス、例えば、480−1、480−2、480−3、...、480−Nのそれぞれを、選択ライン、例えば、図3のWL15に印加した後で、選択されたセル、例えば、図3の311−15の感知を含むことができる。プログラムパルスは、各パルス、例えば、V1、V2、V3、...、VNの上昇する電圧レベルで、順次印加することができる。プログラミングパルスは、典型的には、固定範囲内の電圧、例えば、16V〜20Vで印加される。プログラミングパルスは、選択されたセルの閾値電圧(Vt)を、所望のプログラム状態に対応する所望のプログラム電圧レベルに増加させるために印加される。] 図3 図4
[0043] セルが所望の状態にプログラムされた時期を判断するために、各プログラミングパルス間で、感知動作、例えば、プログラム検証動作を実行する。図4に示される実施形態では、選択されたセルは、所望の状態にプログラムされたかどうかを判断するために、各プログラミングパルス後に、傾斜電圧、例えば、457で感知される。この感知動作は、上記の感知動作とほぼ同様に実行できる。] 図4
[0044] プログラム検証動作中にセルを感知するための傾斜電圧457の使用は、任意の電圧レベルにおける選択されたセルの状態の検証を可能にする。プログラム検証動作中におけるセルの感知のための傾斜電圧457の使用は、個別の感知電圧を使用する感知方法よりも有利である可能性がある。なぜなら、こうした他の方法は、各所望のプログラム状態に対して異なる電圧レベルの印加を必要とするためである。傾斜電圧457は、セルをプログラム可能な多数のプログラム状態のそれぞれに対して、個別のプログラム検証電圧を使用して選択されたセルを検証する場合に必要となるであろう、より複雑な回路および感知時間の必要性を低減させることができる。プログラム検証動作等の感知動作に関連する回路のより詳細な説明は、図3に関連して、上で提供する。] 図3
[0045] 図5Aは、本開示の1つ以上の実施形態に従う、セルの感知の1つの方法を示すフローチャートを示す。502において、例えば、図2Aの電圧傾斜生成器251によって、電圧が傾斜する。電圧は、504において、参照セル、例えば、図2Aの211−15−R、およびメモリセル、例えば、図2Bの211−15−Mに、さらに、506において、変換器、例えば、図2Aのアナログ・デジタル変換器(ADC)260に出力される。変換器は、508において、変換値、例えば所与の電圧に対する状態のデジタル同等表現を出力できる。] 図2A 図2B 図5A
[0046] 510において、特定の割合(%)の参照セルが伝導しない場合、電圧傾斜は、502において上昇を継続する。一方で、510で、特定の割合(%)の参照セルが伝導する場合、512において、変換器の出力は、特定の状態に対する所望のデジタル同等表現を反映するために調整できる。同時に、514において、選択されたメモリセルが、特定の割合(%)の参照セルを伝導させたのと同じ電圧で伝導すると、516で、ADCの調整された出力が検出、例えば、選択されたメモリセルのデータとして、データラッチ、例えば、図2Bの266において、読み出しおよびラッチされる。選択されたメモリセルが、514において伝導しない場合、電圧は、502において、上昇を継続する。] 図2B
[0047] 図5Bは、本開示の1つ以上の実施形態に従う、セル、例えば図3の311−15を感知するための1つの方法を示すフローチャートを示す。501において、選択されたメモリセルがプログラムされることが望ましい状態に関連付けられた値が、データラッチ、例えば、図3の366−1に格納される。503において、例えば、図3の電圧傾斜生成器351によって、電圧は傾斜する。505において、電圧は、セルに出力され、さらに、507において、変換器、例えば、図3のアナログ・デジタル変換器(ADC)360に出力される。509において、変換器は、変換された値、例えば、所与の電圧の状態のデジタル同等表現を出力できる。] 図3 図5B
[0048] 511において、選択されたセルが伝導しない場合、503において、電圧傾斜は上昇を継続する。一方で、511において、選択されたセルが伝導する場合、変換器の出力を、501においてデータラッチに格納された、所望の状態の値と、比較器、例えば、513における図3の374−1を使用して、比較できる。その比較の結果により、選択されたセルが所望の状態にある、例えば、所望の状態にプログラムされたことを示す場合、選択されたセルは、517において、さらなるパルスがプログラムされることが禁止される。一方で、比較の結果が、セルが所望の状態にプログラムされたことを示さない場合、519において、さらなるプログラミングパルスが印加され、503において、選択されたセルを、上昇する傾斜電圧で感知できる。] 図3
[0049] 図6は、本開示の1つ以上の実施形態に従って動作される、少なくとも1つのメモリデバイス620を有する、電子メモリシステム600の機能ブロック図である。メモリシステム600は、マルチレベル非揮発性セルのアレイ630を含む、非揮発性メモリデバイス620に連結されるプロセッサ610を含む。アレイ630は、メモリセル631および参照セル632の両方を含む。代替として、参照セル632は、当業者が理解するように、主アレイ630の外部に配置することができる。メモリシステム600は、個別の集積回路を含むことができる、またはプロセッサ610およびメモリデバイス620の両方を、同じ集積回路上にすることができる。プロセッサ610は、マイクロプロセッサまたは、特定用途向け集積回路(ASIC)等の、ある他の種類の制御回路にすることができる。] 図6
[0050] メモリデバイス620は、非揮発性メモリセル630のアレイを含み、メモリセルは、NANDアーキテクチャを有するフローティングゲートフラッシュメモリセルにすることができる。メモリセルの各行の制御ゲートは、選択ラインに連結され、一方で、メモリセルのドレイン領域は感知ラインに連結される。メモリセルのソース領域は、図1に示されているように、ソースラインに連結される。当業者が理解するように、感知ラインおよびソースラインへのメモリセルの接続の方法は、アレイが、NANDアーキテクチャ、NORアーキテクチャ、およびANDアーキテクチャ、または、ある他の種のメモリアレイアーキテクチャであるかどうかに依存する。] 図1
[0051] 図6の実施形態は、入出力接続662上で、入出力回路660を介して提供される、アドレス信号をラッチするためのアドレス回路640を含む。アドレス信号は、アレイ630にアクセスするために、行復号器644および列復号器646によって受け取られ、復号化される。本開示に照らして、アドレス入力接続の数は、メモリアレイ630の密度およびアーキテクチャに依存し、アドレスの数は、メモリセルの数の増加およびメモリブロックおよびアレイの数の増加の両方に伴って増加することを、当業者は理解するであろう。] 図6
[0052] 非揮発性セルのアレイ630は、本明細書に記載される実施形態に従い、異なる数のプログラム状態、感知電圧、および桁数を有する、非揮発性マルチレベルメモリセルを含むことができる。メモリデバイス620は、この実施形態で、読み出し/ラッチ回路650とすることができる感知/バッファ回路を使用して、メモリアレイ列の電圧および/または電流の変化を感知することにより、アレイ630内のデータを感知する。電圧傾斜生成器680は、行復号器644を介して、セル630のアレイに電圧傾斜を印加できる。電圧傾斜生成器は、さらに、アナログ・デジタル変換器(ADC)690に電圧傾斜を供給できる。ADCは、ADCの出力を変換し、これを、参照論理695および読み出し/ラッチ回路650の両方に出力するように機能することができる。読み出し/ラッチ回路650は、アレイ630からのデータのページまたは行を、検出、例えば、読み出しおよびラッチすることができる。入出力回路660が、入出力接続662上での、プロセッサ610との双方向データ通信のために含まれる。書き込み回路655が、データをアレイ630に書き込むために含まれる。]
[0053] 参照論理695は、参照セル632との双方向通信を有することができる。特定の割合(%)の参照セル632が、電圧傾斜生成器680からの所与の電圧傾斜レベルに対して伝導する際、参照論理695は、ADC690の出力を調整し、本開示の少なくとも1つの実施形態に従って、これを読み出し/ラッチ回路650に出力することができる。]
[0054] 制御回路670は、プロセッサ610から、制御接続672によって提供される、信号を復号化する。これらの信号は、データ感知、データ書き込み、およびデータ消去動作を含む、アレイ630上での動作を制御するために使用される、チップ信号、書き込み許可信号、およびアドレスラッチ信号を含むことができる。いくつかの実施形態において、制御回路670は、本開示の実施形態に従う動作を実行するために、プロセッサ610からの命令を実行するための役割を担う。制御回路670は、状態マシン、シーケンサ、または他の種類のコントローラにすることができる。さらなる回路および制御信号が提供可能であること、ならびに、図6のメモリデバイスの詳細を、説明を容易にするために削減していることを、当業者は理解するであろう。] 図6
[0055] 図7は、本開示の1つ以上の実施形態に従ってプログラムされた、少なくとも1つのメモリデバイスを有する、メモリモジュールの機能ブロック図である。メモリモジュール700は、メモリカードとして示されていが、メモリモジュール700を参照して説明される概念は、他の種類の取り外し可能または携帯可能なメモリ(例えば、USBフラッシュドライブ)に適用可能であり、本明細書で用いられる「メモリモジュール」の範囲内となるように意図されている。さらに、1つの実施例のフォームファクターを図7に示しているが、これらの概念は、他のフォームファクターでも適用可能である。] 図7
[0056] いくつかの実施形態において、メモリモジュール700は、(図示されているように)1つ以上のメモリデバイス710を含むために、ハウジング705を含むが、こうしたハウジングは、全てのデバイスまたはデバイスアプリケーションにとって不可欠であるわけではない。少なくとも1つのメモリデバイス710は、本明細書に記載される実施形態に従って感知可能な、非揮発性マルチレベルメモリセルのアレイを含む。存在する場合、ハウジング705は、ホストデバイスとの通信のために、1つ以上の接点715を含む。ホストデバイスの例には、デジタルカメラ、デジタル記録および再生デバイス、PDA、パーソナルコンピュータ、メモリカードリーダ、インタフェースハブ等を含む。いくつかの実施形態では、接点715は、標準化されたインタフェースの形態である。例えば、USBフラッシュドライブによって、接点715は、USBのタイプAのオス型コネクタの形態にしてもよい。いくつかの実施形態では、接点715は、SanDisk Corporationによってライセンス取得されているCompactFlash(商標)メモリカード、Sony Corporationによってライセンス取得されているMemory Stick(商標)メモリカード、Toshiba Corporationによってライセンス取得されているSD Secure Digital(商標)メモリカード等に見られるような、半独占的インタフェースの形態である。しかしながら、概して、接点715は、メモリモジュール700、および接点715に対して互換性のあるレセプタを有するホストの間の、制御、アドレスおよび/またはデータ信号を通過させるためのインタフェースを提供する。]
[0057] メモリモジュール700は、任意選択で、1つ以上の集積回路および/または個別のコンポーネントであってもよい、さらなる回路720を含んでもよい。いくつかの実施形態では、さらなる回路720は、複数のメモリデバイス710の間のアクセスを制御し、および/または外部ホストおよびメモリデバイス710の間の変換層を提供するための、メモリコントローラ等の制御回路を含んでもよい。例えば、多数の接点715および1つ以上のメモリデバイス710への多数の入出力接続の間に一対一の対応が存在しなくてもよい。従って、メモリコントローラは、適切な時間に、適切な入出力接続で、適切な信号を受信するために、または、適切な時間に、適切な接点715で、適切な信号を提供するために、メモリデバイス710の入出力接続(図7に図示せず)を選択的に連結することができる。同様に、ホストおよびメモリモジュール700の間の通信プロトコルは、メモリデバイス710のアクセスのために必要なものとは異なってもよい。メモリコントローラは、メモリデバイス710への所望のアクセスを得るために、適切なコマンドシーケンスへ、ホストから受信したコマンドシーケンスを変換することができる。こうした変換は、さらに、コマンドシーケンスだけでなく、信号電圧レベルの変更を含んでもよい。] 図7
[0058] さらなる回路720は、ASICによって実行され得るもののような、論理機能等の、メモリデバイス710の制御に関連しない機能を、さらに含んでもよい。さらに、さらなる回路720は、パスワード保護、生体認証等の、メモリモジュール700へのアクセスの読み出しまたは書き込みを制限するための回路を含んでもよい。さらなる回路720は、メモリモジュール700の状態を示すために回路を含んでもよい。例えば、さらなる回路720は、メモリモジュール700へ電力が供給されているかどうか、および、メモリモジュール700が現在アクセスされているかどうかを判断するための、ならびに、電力供給中の点灯光およびアクセス中の点滅光等、その状態の表示を示す、機能を含んでもよい。さらなる回路720は、さらに、メモリモジュール700内の電力要件の調整に役立てるために、デカップリングコンデンサ等の、受動デバイスを含んでもよい。]
[0059] 結論
メモリセルを動作させるための方法、デバイス、モジュール、およびシステムを示した。1つの方法の実施形態は、傾斜電圧を、メモリセルの制御ゲートへ、および、アナログ・デジタル変換器(ADC)へ印加するステップを含む。上述の方法の実施形態はまた、傾斜電圧により、メモリセルが感知回路をトリップさせる場合に、少なくとも部分的に応答する、ADCの出力を検出するステップを含む。]
[0060] 本明細書で、特定の実施形態を図示および説明したが、当業者は、同じ結果を得るために算定される構成を、示されている特定の実施形態に対して代用できることを理解するであろう。この開示は、本開示のいくつかの実施形態の適応例または変形例を範囲に含むことを意図している。上記の説明は、説明のために記載されているものであり、制限するものとして記載されているものではないことを理解すべきである。上記の実施形態の組み合わせ、および本明細書に特に記載されていない他の実施形態が、上記の説明を読むと、当業者には明らかである。本開示のいくつかの実施形態の範囲は、上記の構成および方法が使用される他の応用例を含む。したがって、本開示のいくつかの実施形態の範囲は、こうした請求項に相当するあらゆる同等物と共に、添付の請求項を参照して決定すべきである。]
[0061] 上記の発明を実施するための形態において、本開示を簡略化するために、単一の実施形態において、いくつかの特徴が共に一まとめにされている。この開示の方法は、本開示の開示された実施形態が、各請求項において明示的に列挙されているものよりも多い特徴を用いなければならないという意図を示すものとして、解釈すべきではない。そうではなく、以下の特許請求の範囲が反映するように、本発明の主題は、単一の開示された実施形態の全ての特徴よりも少ない特徴に存在する。したがって、本明細書により、以下の請求項は、発明を実施するための形態に組み込まれ、各請求項は、個別の実施形態として、独立するものである。]
权利要求:

請求項1
メモリセル(311−15)を感知するための方法であって、傾斜電圧(503)を、前記メモリセルの制御ゲートに印加する(505)ステップと、前記傾斜電圧(503)を、アナログ・デジタル変換器(ADC)に印加する(507)ステップと、前記メモリセルを伝導させる前記傾斜電圧に、少なくとも部分的に応答して(511)、前記ADCの出力を検出する(515)ステップと、を含む、方法。
請求項2
前記出力を検出するステップは、データとして、前記ADCの前記出力をラッチする(516)ステップを含む、上記の請求項のうちのいずれかに記載の方法。
請求項3
前記方法は、前記検出されたADCの出力を、前記メモリセルに関連付けられたデータラッチ内のデータと、比較する(513)ステップを含む、上記の請求項のうちのいずれかに記載の方法。
請求項4
前記方法は、前記メモリセルが所望の閾値電圧(Vt)レベルに達したことを示す(515)、前記検出されたADCの出力に対する前記データラッチ内のデータの前記比較(513)に、少なくとも部分的に応答して、前記メモリセルがプログラムされることを禁止する(517)ステップを含む、上記の請求項のうちのいずれかに記載の方法。
請求項5
前記方法は、各状態で、多数の参照セルの制御ゲートに、前記傾斜電圧(502)を印加する(504)ステップを含む、上記の請求項のうちのいずれかに記載の方法。
請求項6
前記方法は、メモリセルが各状態にプログラムされたのとほぼ同時に、各状態にプログラムされた前記多数の参照セルの制御ゲートに、前記傾斜電圧(502)を印加する(504)ステップを含む、上記の請求項のうちのいずれかに記載の方法。
請求項7
前記方法は、前記電圧傾斜(457)によって、特定の状態にプログラムされた多数の参照セルのうちの特定の割合(%)が、感知回路をトリップさせる(510)時点で、前記特定の状態のデジタル同等表現を反映するように、前記ADCの前記検出された出力を調整する(512)ために、参照論理(695)を使用するステップを含む、上記の請求項のうちのいずれかに記載の方法。
請求項8
検出するステップは、前記メモリセルが、前記時点で、前記特定の状態で前記感知回路をトリップした場合に、前記メモリセルのデータとして、前記調整されたADCの出力をラッチする(516)ステップを含む、上記の請求項のうちのいずれかに記載の方法。
請求項9
メモリセル(631)アレイを感知する方法であって、傾斜電圧(457)を、入力として、アナログ・デジタル変換器(ADC)(690)と、少なくとも1つの選択されたメモリセル(311−15)への入力として、少なくとも1つの選択ラインと、多数の状態のそれぞれに対する多数の参照セル(632)への入力として、少なくとも1つの選択ラインと、に、印加するステップと、参照論理(695)を使用して、前記傾斜電圧(457)に対する特定の状態に対して、前記多数の参照セル(632)の応答に従って、前記ADC(690)出力を調整するステップと、前記傾斜電圧(457)によって、前記少なくとも1つの選択されたメモリセル(311−15)が伝導する場合に、前記少なくとも1つの選択されたメモリセル(311−15)のデータとして、前記調整されたADC(690)の出力を、ラッチする(516)ステップと、を含む、方法。
請求項10
前記方法は、プログラム状態のデジタル同等表現を反映するように、前記ADC(690)出力を調整する(512)ために、参照論理(695)を使用するステップを含む、上記の請求項のうちのいずれかに記載の方法。
請求項11
前記方法は、特定の割合(%)の前記多数の参照セル(632)の前記応答が、伝導するということ(510)である場合に、前記ADC(690)出力を調整するために、参照論理(695)を使用するステップを含む、上記の請求項のうちのいずれかに記載の方法。
請求項12
前記方法は、前記特定の割合(%)の前記多数の参照セル(632)の前記応答(510)とほぼ同じ時点で、前記ADC(690)の前記調整された出力(512)を、前記傾斜電圧(457)にラッチするステップを含む、上記の請求項のうちのいずれかに記載の方法。
請求項13
メモリセル(631)アレイを感知するための方法であって、電圧(503)入力を、少なくとも1つの変換器(507)および少なくとも1つのメモリセル(505)の少なくとも1つの制御ゲートに傾斜させるステップと、前記少なくとも1つのメモリセルに対し、前記少なくとも1つの変換器から、少なくとも1つの比較器へ、データを出力する(509)ステップと、前記少なくとも1つのメモリセルを伝導させる(511)前記傾斜電圧に、少なくとも部分的に応答して、前記少なくとも1つのメモリセルに対し、前記少なくとも1つの変換器出力と、データラッチ内の情報を比較する(513)ステップと、を含む、方法。
請求項14
前記方法は、前記少なくとも1つの変換器出力を、前記少なくとも1つのメモリセルに対して、前記データラッチ内の情報として格納された、所望のプログラム状態と比較する(515)ステップを含む、上記の請求項のうちのいずれかに記載の方法。
請求項15
前記方法は、プログラム状態に関連するデジタル値(501)を、前記少なくとも1つの変換器の出力として、前記少なくとも1つのメモリセルに対する前記データラッチ内の情報と比較する(513)ステップを含む、上記の請求項のうちのいずれかに記載の方法。
請求項16
前記方法は、前記少なくとも1つの変換器出力と、前記少なくとも1つのメモリセルに対する前記データラッチ内の情報との比較により、前記メモリセルが、前記データラッチに格納された状態にプログラムされていることを示す場合(515)に、前記少なくとも1つのメモリセルがプログラムされることを禁止する(517)ステップを含む、上記の請求項のうちのいずれかに記載の方法。
請求項17
メモリセル(631)アレイを感知する方法であって、スロープ電圧(357)入力を、アナログ・デジタル変換器(ADC)(360)と、少なくとも1つのメモリセル(311−15)のための選択ラインと、多数の参照セル(632)のための選択ラインと、に印加するステップと、特定の割合(%)の前記多数の参照セル(632)が、特定の状態の感知ポイントに達する(510)際に、前記ADCの出力を調整する(512)ステップと、前記少なくとも1つのメモリセルが前記感知ポイントに達する(514)際に、読み出し動作中に、前記少なくとも1つのメモリセルのデータとして、前記調整されたADC出力をラッチする(516)ステップと、調整されていないADC出力を、プログラム検証動作中に、前記少なくとも1つのメモリセル(311−15)のデータラッチに格納された所望の状態と、比較する(513)ステップと、を含む、方法。
請求項18
メモリデバイス(620)であって、多数の状態にプログラム可能なメモリセル(631)アレイと、アナログ・デジタル変換器(360)、および前記メモリセル(311−15)アレイ内のセルの制御ゲートへの少なくとも1つの出力を有する、電圧傾斜生成器(351)と、前記メモリセル(631)アレイのための、少なくとも1つの比較器(374−1)への出力を有する、アナログ・デジタル変換器(ADC)(360)であって、前記電圧傾斜生成器(351)の前記出力を変換するように動作可能である、アナログ・デジタル変換器(ADC)(360)と、選択されたメモリセル(311−15)に関連付けられた感知回路(368−1)をトリップさせる、前記電圧傾斜生成器(351)に、少なくとも部分的に応答する場合に、前記ADC(360)出力を、前記選択されたメモリセル(311−15)のデータラッチ(366−1)と比較するための、少なくとも1つの比較器(374−1)と、を含む、メモリデバイス。
請求項19
前記デバイスは、前記少なくとも1つの比較器(374−1)が、前記ADC(360)出力が、前記選択されたメモリセル(311−15)の前記データラッチ(366−1)内のデータと対応することを示す場合に、前記選択されたメモリセル(311−15)がプログラムされることを禁止する(517)、制御回路を含む、上記の請求項のうちのいずれかに記載のデバイス。
請求項20
前記選択されたメモリセル(311−15)の前記データラッチ(366−1)内のデータは、前記選択されたメモリセル(311−15)の所望の閾値電圧(Vt)を含む、上記の請求項のうちのいずれかに記載のデバイス。
請求項21
メモリデバイス(620)であって、多数の状態にプログラム可能なメモリセル(631)アレイと、前記多数の状態のそれぞれにプログラムされた多数の参照セル(632)と、アナログ・デジタル変換器(ADC)(690)、前記メモリセル(631)アレイ、および多数の参照セル(632)に連結される出力を有する、電圧傾斜生成器(680)であって、前記ADC(690)は、前記電圧傾斜生成器(680)の前記出力を変換し、参照論理(695)への入力を提供するように動作可能であり、前記参照論理(695)は、前記ADC(690)からの前記入力および前記多数の参照セル(632)からの入力を使用して、多数の参照セル(632)からの入力に従って、前記ADC(690)の前記出力を調整し、前記メモリセル(631)に関連付けられたデータラッチ(366−1)へ、調整されたADC(690)値を出力する、電圧傾斜生成器(680)と、前記アレイ(630)に連結された制御回路(650)であって、少なくとも1つの選択されたメモリセル(311−15)に対して達している感知回路(368−1)トリップポイントに少なくとも部分的に応答して、前記調整されたADC(690)値を、データとしてラッチするように動作可能である、制御回路と、を備える、メモリデバイス。
請求項22
前記参照論理(695)は、特定の割合(%)の、所与の状態にプログラムされた、前記多数の参照セル(632)が、前記感知回路(368−1)をトリップさせる、前記電圧傾斜に少なくとも部分的に応答して、前記所与の状態のデジタル同等表現を反映するために、前記ADC(690)値を調整するように動作可能である、上記の請求項のうちのいずれかに記載のデバイス。
請求項23
前記参照論理(695)は、前記調整されたADC(690)値を、メモリセル(631)のページに関連付けられたデータラッチ(366−1)に出力するように動作可能である、上記の請求項のうちのいずれかに記載のデバイス。
請求項24
前記電圧傾斜生成器(680)によって生成された前記傾斜電圧(357)の期間(Tr)は、20マイクロ秒未満である、上記の請求項のうちのいずれかに記載のデバイス。
請求項25
前記多数の参照セル(632)は、前記メモリセル(631)アレイから分離したアレイと、前記メモリセル(631)アレイ内の多数のストリングと、メモリセル(631)の多数のストリング全体にインターリーブされる、を含む群から選択される位置に配置される、上記の請求項のうちのいずれかに記載のデバイス。
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